山根さんのりゅうびん表×手縫い

[ テーマ: 龍鬢表(床の間) ]

2015年11月12日19:56:00

今日は 床の間の ござ 縫ってます。
手縫い

龍鬢表/山根靖之(山根商店/広島)
床ござ製作/工場長 山口(畳一級技能士)

手縫い
パタンと折り込むと見えなくなります
縁の下にくる 縁下紙は シワになりにくい
最後まで縁(へり=ふち)の幅が均等に
折れるための工夫をしています。

手縫い

途中で切ってあります。

龍鬢

龍鬢表(りゅうびんおもて)は
江戸時代に『床の間』に使う
畳表として生産が始まりました。

床の間は上座にあたり、
大切なお客様を
迎え入れる場所です。
また江戸時代は電気がありませんので
部屋が暗くなれば
ろうそくや菜種油の火で部屋の中を
灯したのですが、どうしても
ほの暗い感じになってしまいます。

そうした部屋の中で
床の間を少しでも
明るく見せたいという思いから
充分に日焼けした明るい畳ということで
龍鬢表が使われていたようです。

(伝統サポーターズ より抜粋)
~イ草加工職人・山根靖之~

 

山根さんと 龍鬢に使うイ草の品種について
お話させてもらう機会がありました。
もちろん 色々研究されて試されたそうです。
ごつくて粗い様なイ草は 龍鬢には向かず
その上 端まできちんと太さが均一に
揃わないといけないんだそうです。
洗うと太さがバラバラになるようなイ草は使えない。
龍鬢づくりも奥が深い・・・と知りました。。

イ草についた 
染土(せんど)を丁寧に 落とす山根さん。

染土を落とす

山根さんの 龍鬢表 は
その洗い作業がとても丁寧です。
美味しいお米は 炊き上がるとふっくらピンと 
一粒一粒が たつじゃないですか? 

山根さん
山根さんの龍鬢も このように
一本一本 ふっくらピンとしています。

山根さん

丁寧に 天日に干します。
黄金色に輝く 赤りゅうびんは
(焼かない 青りゅうびんもございます。)
お日様の香ばしい香りがします。
だから山根さん自身も いつも
お会いするたび 真っ黒に
よく日焼けされてます。

もう一つ 山根さんの凄い所。
とにかく勉強家!

なんと 特別名勝 栗林公園 
栗林庵(香川県)での
私達のイベントに 会いに来てくださり
この時が 初対面。
その以前に FBで繋がっているから
初めての様な気がしない 不思議。

山根さんと三代目
(左)山根さん (右)三代目
なんかこの時 若いね三代目。


次は 私達が 広島県へ 
龍鬢
織機・洗い場・干し場 など
見せていただき勉強になりました!

下の子三人を連れてったのですが
とにかく アリに 夢中でしたね・・・
広島に来て アリて(笑)
あり

半田さん

 三度目 
山形県の畳屋さん半田さんと
高知県に行くときに寄って下さいました!
なんかこの時 三代目も私も太ってる(笑)

そして 四度目 
どや顔のお子がおりますが 
それは お気になさらず・・・
手縫い

手縫いを学びに来られました!

手縫い

りゅうびん

この笑顔

 ryuubinn
そんな 真面目で 頑張り屋の山根さんの
作られた ふっくらで かつ 端まで均一の
黄金色の 龍鬢表のバトンを受け取り
工場長が手縫いで丁寧に 仕上げました

りゅうびん

手縫い

手縫い

床の間

明日が納品です。とっても楽しみです

あなたの和室 替えて魅せます!
一針入魂
有限会社 山下畳商店